シンクライアントの導入メリット

ユーザーからみた管理性

シンクライアントの場合、ユーザーは文字通り「利用」することにのみ専念することが出来ます。ソフトウェアのインストール、更新、データの保全、OSのアップデート等は、システム管理者がサーバーに対して作業を一括して行ってくれるので、ユーザーの負担がありません。

システム管理者からみた管理性

サーバーベースド型シンクライアントの場合、管理者はサーバーを管理することに専念すればよくなります。端末は非常に壊れにくい構造で、仮に不具合が発生しても予備端末と交換するだけですので、現場ユーザーで十分対応が可能です。
パソコンの不具合の為に現場を駆け回ったり、出先機関等への移動時間、パッチ適用等同じ作業の繰り返しなど非生産的な業務に時間をとられているのが実情ではないでしょうか?

セキュリティ

シンクライアント自体にデータを保存することができないため、端末のセキュリティを考慮する必要が全くありません。もし物理的にシンクライアント端末が盗難されたとしても、抜き出せる情報はないので安心です。
また、セキュリティ対策もサーバーに対してのみ行えば良いので、管理負荷が大幅に軽減します。

可用性

シンクライアント専用端末にはHDD等の駆動部がないため非常に故障しにくく、パソコンの機能制限版というよりは家電製品に近いものです。サーバーに異常が発生した場合でも、他のサーバーで業務継続が可能なように冗長構成を組む場合が多いです。 また、端末に障害が発生した場合や突然停電になった場合でも、データ自体はサーバー側に存在しているため、他の端末からすぐに業務を継続することが可能です。もちろん、会議室や別拠点からも自分のデスクトップ環境を瞬時に呼び出すことが可能です。

環境性

シンクライアント専用端末にはHDDやファン等がないのでほとんど無音です。PCに比べ非常にコンパクトな設計で放熱量も少ないので、静かで無駄な熱が発生しない快適なオフィス環境を実現することができます。

総所有コスト(Total Cost of Ownership)

PCの初期導入コストの低さにばかり目がいきがちですが、管理・運用・維持等の潜在的コストにも目を向けてください。シンクライアントの場合には、集中管理により管理工数を大幅に削減することが可能です。また、端末寿命が長いことから、5年目以降は更にコストを削減した運用が可能になります。

シンクライアントの導入デメリット

パフォーマンス

サーバリソースを複数ユーザーで共有することによるパフォーマンス低下のリスクがあります。しかし、裏を返せば
    「ユーザー配分を最適化すれば、サーバーリソースを有効に活用できる」
ということです。
1台/1人のパソコンの場合、そのユーザーが使用していない時はマシン利用率は0%なので、パソコンの平均CPU稼働率は数%ということです。

イニシャルコスト

パソコンが低価格になっていますので、シンクライアントの初期導入費用は割高です。しかし、導入以降の費用までを含めて考えると、ほとんどのケースでシンクライアントの方が安くなるのも事実です。

不便になる

セキュリティ強化をしない標準状態で、
 ・ユーザーが勝手にアプリケーションを追加することは出来ません
 ・データをUSBメモリ/CD/DVDにコピーして持ち出すことが出来ません

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